新型フォレスターを買う時に、車体の大きさが不安って人が多いのではないでしょうか?
特に、今5ナンバーを乗っている人です。
実は、僕自身、レガシィBH5(型式TA-BH5)を乗っていて、これ5ナンバーなんです。
そこから、3ナンバーの新型フォレスターへ乗り換えなんですよ。
なんか、こうやって書いていたら、
車体がデカくなって狭い道等でぶつけたりしないか、不安になってきたぞ。
ということで、今回はレガシィBH5と新型フォレスターを例にとり、5ナンバーから3ナンバーへの乗り換における不安点や注意点をまとめてみました。
車種に限らず、「とにかく3ナンバーを運転することが不安だ!」という人も是非参考にしてみてください。
結論から言えば、心配する必要はなさそうですよ。
5ナンバーレガシィBH5って結構大きかった
5ナンバーレガシィ(BH5)と新型フォレスターの違いをカタログのスペック表で比較しました。
せっかくなので大きさ以外にも足回り系や動力系も比較対象に入れてみました。
運転に影響がありそうなところは赤字にしています。
■レガシィBH5と新型フォレスターのスペック比較
基本情報 | レガシィツーリングワゴン | フォレスターAdvance |
車両型式 | TA-BH5 | 5AA-SKE |
車種系統 | ステーションワゴン | SUV |
動力 | 2.0L DOHC 16バルブツインターボ | 2.0L DOHC直噴+モーター(e-BOXER) |
トランスミッション | 4AT | リニアトロニック |
AWD | 〇 | 〇 |
発売年 | 2001年 | 2018年 |
販売価格 | 280万円~300万円 | 309万円 |
車種分類 | 小型乗用車 (5ナンバー) |
普通乗用車 (3ナンバー) |
寸法・重量・定員 | ||
全長×全幅(mm) | 4680×1695 | 4625×1815 |
全高(mm) | 1485 | 1715 |
室内長(mm) | 1925 | 2100 |
室内幅×室内高(mm) | 1440×1190 | 1545×1270 |
ホイールベース(mm) | 2650 | 2670 |
トレッド[前/後](mm) | 1465/1460 | 1565/1570 |
最低地上高(mm) | 160 | 220 |
車両重量(kg) | 1520 | 1640 |
乗車定員(名) | 5 | 5 |
車両総重量(kg) | 1805 | 1915 |
タイヤサイズ | 17インチ | 18インチ |
性能 | ||
最小回転半径(m) | 5.6 | 5.4 |
燃料消費率(km/L) | 10.6 | 18.6 |
主要燃費向上対策 | ||
アイドリングストップ装置 | × | 〇 |
ハイブリッドシステム | × | 〇 |
エンジン | ||
型式 | EJ20 | FB20 |
総排気量 | 1994 | 1995 |
最高出力 | 260ps/6000rpm | 145ps/6000rpm |
燃料タンク容量(L) | 64 | 48 |
燃料種類 | 無鉛プレミアムガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
変速比 | 第1速 2.785 第2速 1.545 第3速 1.000 第4速 0.694 |
[マニュアルモード時] 1速3.552 2速1.892 3速1.474 4速1.228 5速1.024 6速0.852 7速0.682 |
カーブの大回りは必要ない
実は全長と最小回転半径はレガシィBH5の方が長いのです。
さきほどの大きな表から抜き出してみます。
レガシィBH5 | フォレスターAdvance | |
全長(mm) | 4680 | 4625 |
最小回転半径(m) | 5.6 | 5.4 |
そのため、クランクのような直角カーブでは、今とそれほど違和感なく曲がる事ができそうです。
よしよし、安心してきたぞ。
5ナンバーから3ナンバーへの乗り換え。問題はやはり車幅か?
フォレスターはレガシィに比べて全長は少し短くなるものの、車幅とトレッド幅は、フォレスターがそれぞれ120mm、100mmずつ大きくなります。
これは事実として認識しておかねばなりません。
今までより車幅が大きくなる事は間違いないので、車幅の違いに注意するシチュエーションをメモしてみました。
1.狭い道でのすれ違い
左に寄せる時に寄せすぎないように注意した方がよさそうです。
そもそも「狭い道」というのが分かっているのなら、ちょっと遠回りして広い道を利用することにします。
2.駐車場からの出庫時
自宅やスーパー等の駐車場から出庫する時に注意が必要です。
今まで一回で曲がれていたところでも、「うわっ!擦りそう!」と思ったら、無理しないでハンドルの切り返しで脱出しようと思います。
3.駐車場探しに注意
街中の駐車場を探す時に、なかには5ナンバー用に作られた駐車場があります。
今までは駐車場の利用時は何も意識せずに済んでましたが、今後は車幅1815mmに適応した駐車場である事を確認しよう。
ちょっと注意!「全幅」にはミラーは含まないよ。
全幅の数値ですが、この数値にはミラーの出っ張りは含まないので注意です。
でも、調べたらフォレスターはミラーが車体より出っ張ってないのですね。
スバルが提唱する0次安全の隠れた一つかも。
新型フォレスターのトレッドと全幅、ミラーとの関係はこんなイメージです。
トレッド幅とは?
タイヤが地面に設置したときの、タイヤの中心間の距離です。
広い方が、コーナリング性に優れるが、小回りは利かなくなります。
フォレスターのトレッド幅は1,565mm。これはBMWのX2と同じです。
車幅が120mm大きくなるインパクトってどうよ?
再度レガシィBH5とフォレスターの車幅を比較してみます。
・レガシィBH5の車幅:1,695mm
・フォレスターの車幅:1,815mm
その差は、120mmですが、この差は運転する上でどれくらいインパクトあるのでしょうか?
全幅が120mm大きくなるという事は、両サイドに60mm、つまり6cmずつ大きくなるわけです。
6cmって、よくよく考えたらBH5のミラーって6cm位出てる気がする…。
BH5の車幅にミラー分を足したら、フォレスターの車幅と同じくらいなのでは?という気がしてきました。
何か、改めてイケそうな気がします。
現在乗っている車がレガシィでなくても、このように
両側に何cm大きくなるか?
と考えれば、イメージもしやすいと思います。
そして、イメージしてみると、
そんな変わらなくない?
って気がしてくるので不思議です。
それでも怖い人は先進技術に頼ろう
それでもやっぱり車幅が大きくなる事へ不安がある人は、是非先進技術に頼りましょう。
新型フォレスターだったら、以下のような機能が強力な助っ人になります。
1.フロントビューモニター
フロントに装着されたカメラが前方の様子を車内に映してくれるので、前の壁までの距離等の目安が分かります。
ちなみに、これはメーカーオプションのアイサイト視界拡張なので、必要な人は付けましょう!
ちなみに僕は付けてます。
2.サイドビューモニター
車の助手席側の様子を車内に映してくれるので、狭い道への進入時やすれ違いの時に目安が分かります。
これは、全グレード標準装備です。
さすがフォレスター!
3.コーナーセンサー
これは、超音波を車の前後の角や後ろにつけて、障害物に一定の距離以上近づいたら、警告音やディスプレイで教えてくれる装置です。
ディーラーオプションなので、納車後でも付ける事ができます。
僕は新車注文時には付けていませんでしたが、かなり便利らしいです。
納車後に運転してみて、やっぱり必要そうなら半年車検の時とかに付けようかな。
:追記 1カ月点検でコーナーセンサー付けました。コレイイ!
まとめ:3ナンバーになっても大丈夫そう
ということで、現在5ナンバーの人が3ナンバーの車に乗ったとしても、すぐに慣れるレベルではないでしょうか?
少なくとも、現在5ナンバーレガシィに乗っている僕は、そう感じました。
また、特に新型フォレスターは、どちらかというと形が角ばっているし、ミラーが車体より出っ張っていないので非常に見切りが良いと思います。
それでも心配であれば、新型フォレスターであれば車幅の大きさで困らないための安全技術がありますので、
「車が大きくて不安だ!」
という人は、装着の検討をしてみてくださいね!
安全技術はスバルや新型フォレスターのお家芸です。
僕がファミリーカーとしてフォレスターを選んだ筆頭理由も安全性です。
ぜひこちらの記事も参考に!