こんにちわ。
僕は今でこそフォレスターに乗っているのですが、以前はレガシィに乗っていたのだ。
で、そのレガシィは実は知人から譲りうけた車だったんです。
中古車販売店を通してなかったので、ETCの再セットアップを自分でしようと。。。
それで、オートバックス行ったのですがETCの車載器管理番号が不明で3時間かかってしまい大変でした。
今日はその時の話をします。
ETC再セットアップってそもそも必要なの?
さて、本題に行く前にそもそもETC再セットアップて必要かどうか?について。
その時は、知人からレガシィを譲りうけた後、陸運局に自走で持っていきナンバー変更をかけています。
ETCの再セットアップが必要かどうかはネット上で議論されていますが、少なくともこの時のケースでは迷う余地なく必要と理解しました。
【参考】ETCシステム利用規定 第4条-3
車載器を取得した者は、車載器の取り付けられた自動車のナンバープレート(自動車登録番号標及び車両番号標をいいます。)が変更になった場合、車載器の取り付けられた自動車をけん引できる構造に改造した場合、車載器を他の自動車に付け換えた場合等セットアップされている情報に変更が生じた場合には、再度セットアップをしなければいけません。
ETC再セットアップはどこでやっていくらかかるのか?
次にETCの再セットアップはどこでできるのか?
コスト削減を考え、ETCの再セットアップを自分でやろうとも思ったのですが、残念ながらそれは不可能でした。
セットアップができるのはORSE(オルセ)と契約しているセットアップ取り扱い店だ。
該当店舗は、ディーラーやオートバックス、イエローハットでセットアップ可能です。
近くのお店に聞いてみよう!
再セットアップ費用の相場は2500円~3000円程度とそれほど高い金額ではない。
ネット上ではETCの再セットアップを「すべき、しなくても良い」で時々白熱しているのだが、すべき条件に該当するならば、数千円の手数料なのだからさっさとやってしまえば良いのに。と、思う。
僕は、オートバックスで2500円だったので、オートバックスで行うことにしました。
ETC再セットアップで必要なもの
事前にオートバックスに確認したところ、ETC再セットアップで必要な書類は下記4つだ。
- 車検証
- 車載器本体
- 免許証
- 車載器管理番号
どれも取り揃えるのには苦労しない書類だ。
再セットアップに3時間も要してしまった原因は車載器管理番号が分からなかったから!
通常であればETCの再セットアップは、20分~30分程度で終わるもの。
しかし、僕は3時間も要してしまった。
その原因は車載器管理番号が分からないからでした。
車載器管理番号は一般的に下記3つのどれかで分かります。
- 前回ETCをセットアップした時の控え書類で分かる
- ETC車載器本体の音声確認モードで分かる
- ETC車載器本体の貼付されているラベルで分かる
なので、ETCの車載器管理番号は通常であればわかるので、「車載器管理番号が分からない」というケースはほぼ皆無かと。
しかしながら、今回の僕のケースではどの手段でも分かりませんでした。
理由はこんな感じです。
前回セットアップした時の控えで分かる(はずが…)
一番オーソドックスに特定する方法は、ETCを前回セットアップしたときの控えです。
早速その控えを前オーナーに聞いてみたら、
ETCのセットアップ控えはどこかにいってしまった
とのこと。
確かに、前オーナーから受け継いだレガシィの書類ファイルをひっくり返しましたがありませんでした。
ETC車載器本体の音声確認モードで分かる(はずが…)
当時のETC本体は、三菱電機製。
オートバックスの店員さんいわく、音声確認モードで車載器管理番号が分かるとのこと。
しかし、ETC本体のボタンを押して特殊モードに移行しても、このETCは車載器管理番号を喋らないわけよ。
オートバックスの店長とかも参画してやってくれたのですがどうやっても喋らない。
この手法も諦めることにしました。
ちなみに、後日その型番で検索したら、「この型番は音声確認モード非対応」と書いてあったぜ。
ワイルドだぜ~。
ETC車載器本体の貼付されているラベルで分かる(はずが…)
なんか不穏な空気が流れ始めましたが、オートバックスの人いわく、
「ETC車載器本体に貼付されているラベルで分かるから問題ないです」
とのことでした。
だがしかし、ETC本体がフロントガラスにべったり貼られてしまっているので、ラベル確認には作業場(PIT)に入れて取り外しが必要とのこと。
下記費用が加算されるけど良いか?とのこと。
- 工賃 \540
- 両面テープ \421
ここまで来たらやってもらいましょう!
なかなかの時間と、そして追加費用をかけて、取り外しが完了。
しかし!
なんとETC本体に貼られているはずの車載器登録番号ラベルが剥がされているとのこと。
たまにセキュリティのために剥がしてしまう人がいると言ってたが、普通剥がすか?
おいおいこのレガシィ大丈夫か?
なんて思いつつ、もうこの時点で2時間は経過しています。
最終手段!前オーナーの車のナンバーから車載機器管理番号を検索する方法
もういーやと半ばあきらめモードでしたが、まだ手があるとのこと。
オートバックスの店員さんもお金にならない仕事なのにすごく親身になってやってくれます。
申し訳ない。
で残された手は、
前オーナーの車のナンバーから車載器管理番号を問い合わせする
という方法が取れるとのことです。
問い合せ先は2つあり、
- その1:冒頭に紹介した「ORSE(オルセ)」
- その2:オートバックスの作業履歴システム
だそうです。
もちろん前オーナー時のナンバーはわかるので、早速問い合わせしてもらいまいた。
そしてついに!!!
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そんなナンバーない!
とのこと。
。。。うそだろ!
該当のナンバーではヒットしないとのこと。
ついに分かる時がきた!
「万策尽きた」と思ったのですが、オートバックスの人が、
これ、前オーナーのナンバーの前に、もうひとつナンバーがあってそっちで登録されているんじゃない?
とのこと。
いやいや。
知人である前オーナー、そんなこと一言も言ってなかったぞ。
でも、できることはそれしかない。
ダッシュボードに入っている分厚いファイルをオートバックスの店員さんと一枚ずつ注意深く見ていきます。
出てくるのは前オーナーか僕の書類ばかりです。
でも、その中にたったひとつだけ、全く関係ない品川ナンバーの部品交換の領収書が!
「これだ!」
品川ナンバーの情報をメモり、また事務所に消えていくオートバックスの店員さん。
数分後についにオートバックスの店員さんが戻ってきた。。。。
結果は??
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品川ナンバーでヒットしました!
車載機器管理番号が分かったので再セットアップ作業中です!
うわー。
大歓声!
いやー、お騒がせしてしまったなぁ。
オートバックスの店員さん(女性)、その節はありがとうございました。
ちなみにその品川ナンバーは、なんと前オーナーのお父さんのものでした。
まとめ
それでは今日のまとめ!
- ナンバーが変わったらETCの再セットアップをすべき(工賃2500円程度)
- 管理人は車載機器管理番号が分からず3時間かかってしまった
- 車載機器管理番号は通常であればセットアップ控え、音声確認、本体ラベルでわかる
ということで、20分~30分程度で完了するはずのETCの再セットアップに3時間近くかかってしまった話でした。
ETCのセットアップ書類はしっかり保管しておきましょう!