こんにちわ。
僕の娘は、小学2年生の時に漢字検定8級を受けて合格しました。
実はこの8級というのは小学3年生の漢字までが出題範囲なのです。
今日は娘が漢字検定8級を合格するまでの流れについて書いてみたいと思います。
この記事は下記について知りたい人におすすめです。
- 子供の漢字検定の勉強方法やおすすめテキストが知りたい
- 出題範囲が1学年上の漢検でも受かるものなのか
- 小学校低学年が漢検を受けるメリット
そもそもなぜ漢検の勉強を?きっかけは夏休みの学童
うちは共働きなので、夏休みは子供は学童に行きます。
で、学童ってそういう長期休みの時は、
「何か勉強するもの持ってきて!」
と言われるんですよ。
本人に聞いたら、
「漢字が好きだから漢字の勉強するわ」
とのこと。
そこで、
「漢検ってのがあるけどどう?」
と妻が軽く聞いたら本人がノリノリなので受けることになりました。
なぜ小2なのに9級ではなく8級なのか?
娘が受ける漢字検定は「8級」で、実はこれ小学3年生までの漢字が出題範囲なのです。
小2なんだけど敢えてチャレンジして小3レベルの漢字を受けたいとのこと。
要は、娘の
チャレンジ精神
が理由で1つ上の級を受けたわけです。
素晴らしいぞ娘よ!
合格には親のサポートは正直必須だ
せっかく本人もヤル気なので、是非合格させてあげたいところ。
小学校低学年で成功体験が積めるのも今後にメリットありそうじゃない?
とはいえ、いかんせん娘にとっては人生初の資格挑戦なのです。
なので、合格は親のサポートが必須でございます。
僕が考える資格取得のイロハ
僕自身、情報処理系(いわゆるIT系)の資格をいくつか所有しておりますが、
資格取得で必要なものは下記3つと考えます。
1.スケジュール感
2.テキスト選び(勉強法)
3.マインド(気持ち)
それでは1つずつみていきましょう。
1.スケジュール感
前々から準備して一夜漬けにならないようにしたいところ。
僕たち大人と違い、「一夜漬け」という行為は子供なので体力的にも無理。
計画的に勉強を進める必要があります。
2.テキスト選び(勉強法)
資格取得の勉強法は、はっきりいって
過去問を何回も解く
これに尽きます。
あとは知識の下地も必須なので、教科書的立ち位置のテキストも忘れずに。
おすすめのテキストと過去問は後ほど紹介します。
3.マインド(気持ち)
あと大切なのは気持ちですね。
「面白い」「楽しい」と感じると覚えが良いですね。
幸いにも、うちの娘は漢字が大好きです。
なので、この点の心配がないので
合格できるだろう
というビジョンは既に正直ありました。
合格までのおおざっぱな流れ
うちの娘は下記のような流れで無事合格することができました。
7/1 申し込み
インターネットで申し込みました。
これで後に引けなくなりましたよ。
8月~9月中旬 基礎固め
僕自身の資格勉強法は、いきなり過去問を解いてテキスト(教科書)は辞書的に使うスタンス。
試しに娘にもいきなり過去問を解かせてみました。
結果は……。
いや~全くダメでした。
そりゃそうかと。
小2なのに、授業で一切習っていない小3の漢字なんていきなり解けるわけないですよね。
そもそも受験テクニックも皆無ですし、何より絶対的な知識も少ない。
ということで、まずはテキスト(教科書)で、基礎固めをすることにしました。
漢字検定は「書き順」も出るので注意です。
書き順なんて親も怪しいわい。
それほど根詰めずにやって、教科書をゆるーく二周しました。
9月中旬~10月 過去問題集を解く
ここからはいよいよ過去問題集です。
過去問を解くことで、
何が分かっていて分かっていないのか?が明確に分かる
のです。
また、資格試験というのはその性質上、毎回の問題レベルを大きく変えられないので、過去試験と同じ問題が割と出ます。
なので、資格試験には過去問対策が効果的なのです。
過去問のテキストは直接書き込んでしまうと反復できないので、コピーして使うかノートに解答を書いて使いましょう!
直前対策
大人なら分かると思いますが、当日の試験では、「名前や性別」を記載します。
また、「生年月日」や「受験番号」の項目もあります。
これだけでも、小学校低学年が初めて試験を受ける時にはパニックになる可能性があります。
購入した問題集には、実際のフォーマットの試験問題が付いているのでこれを活用し、試験慣れしておきます。
10/14 試験本番
そして試験本番です。
問題集についていた実際の試験問題を事前にやったので落ち着いてできたとのことです。
狙い通りでした。
結果は、
150点満点中147点の高得点でした。
授業で習っていない一学年上の漢字が出てくる試験を高得点で合格したのですから、大したものです。
購入したおすすめのテキストと過去問題集は?
それでは今回の合格の立役者のテキストと過去問題集を紹介したいと思います。
使ったのはたったのこの2冊です。
まずはテキスト(教科書)です。
買ったのはこちらです。
これがワイド版でいいんですよ!
やっぱりテキスト(教科書)には直接書き込みたいじゃないですか?
それなら低学年ということもあり断トツでワイド版が使いやすいです。
ちなみにボリュームは結構あるので大変です。
ウチの娘は2周しました。
次に問題集です。
買ったのはこちらです。
こいつは過去13回の過去問がついているので、すべてやれば高得点が狙えます!
また、問題と解答冊子が別になっているので採点もしやすいです。
それともう1点。
本番と同じフォーマットの試験問題が付いているので予行演習にもってこいです。
まとめ:漢字検定8級に合格して娘は?
とうことで、幸運にも小2の時に漢字検定8級を受けて合格しました。
現在小3になった娘に受験と合格による率直な感想を聞いてみました。
- 合格して賞状がもらえてものすごく嬉しい
- 小2の時に小3の漢字を勉強しているので現在やっている小3の漢字がすごく楽
- 今年も漢字検定(7級)を受けたい
とのことで、非常に満足している様子でした。
特に、「今年も漢字検定を受けたい」というのが大変ポイントで、合格による成功体験の賜物です。
「さらに1つ上の資格を目指したい」という嬉しい結果に結びつきました。
低学年の資格取得は親のサポートが必須ですが、もし息子さんや娘さんが漢字に興味がありそうならば漢字検定にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに夏休みの自由研究は「プログラミング」に挑戦してみました。