新体操という習い事には、大変独特な世界観があります。
辞め方を失敗すると、最終日までコーチや親から無視されたりすることもあるようです。
もちろん、うちの娘は、そのような悲惨な事にはなっていません。
最後は気持ちよく卒業したいですよね。
新体操の選手コースのベストな辞め方
新体操は、普通のスポーツと違い、コーチによる振付けや衣装発注等、外的要因がある為、辞めるタイミングが難しいです。
おすすめのタイミングは、
- 1. 大会の出場者をコーチが選考し始めた時
- 2. 大きな大会が終わった直後
に辞める事です。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
1. 大会出場者をコーチが選考し始めた時
大会出場者をコーチが選考し始めた時に辞めるメリットについて書きます。
新体操の振付け・衣装は、ターゲットとなる大会専用に作ったりしますよね?
だから、一度振付や衣装作成が始まってしまうと、途中では辞めにくい状況になります。
特に、団体戦のメンバーに選出されていると、中途半端なタイミングで辞めてしまうと、団体メンバーにも迷惑をかけてしまう事になります。
そこで、大会の出場者として決まってしまう前に、辞めることを伝えるのです。
たとえ、コーチの中で、あなたのお子さんが出場者の構想に入っていたとしても、大会にエントリーする前に辞める意志が伝えられれば問題ありません。
大きな大会が終わった直後に辞める
次に、おすすめなのはこれ。
大きな大会が終わった直後に辞める事
です。
これは、
辞めようと思った時には、既に大会の選手として決まってしまっていた状況
に有効です。
コーチには、
△△カップが終わったら辞めます
と、事前に言えば良いです。
団体戦であっても、大会が終わるまでは責任をもって演技できるので、影響も最小限に抑えることができます。
新体操を辞める時は、どれくらい前に言えば良いのか?
クラブへの貢献度や大会日程にも寄るので一概には言えませんが、最低でも1か月前~2か月前には辞める事をお伝えしたいところです。
なかには、学年の区切りである「3月末で辞める」事を言う人がいます。
それはそれで良いのですが、それを4月に言う人がいます。
約一年前です。
これは、あまりにも先すぎます。
こんなに先だと本人のモチベーションを保つのが難しいですし、辞めるまでの一年、コーチも試合に出すか出さないか判断が難しい状態になってしまいます。
やはり、1か月前~2か月前程度がおすすめだと思います。
辞める時は親も同伴でコーチに言おう!
コーチへ辞意を打ち明けるのは、なかなか気まずいです。
なので、子供だけに任せるのではなく、親も直接同伴して言いにいきましょう。
LINEやメールだけで済ませるのはあり得ない
親がLINEやメールだけで済ませるのは個人的にはあり得ないです。
おすすめなのは、
- まずはコーチに直接言って、翌日LINEでもフォローする
- 事前にLINEで伝えておいて、そのあとに直接伝える
のどちらかです。「直接」というのが大切です。
新体操の先生は、体育会の厳しい世界で活躍してきた人が多いです。
その為、「直接出向いてお伝えすることが礼儀」と考えている人が多いです。
辞める理由は聞かれる?
辞める理由を積極的に言う必要はないですが、聞かれる事もあります。
というか、「辞める」ということは、それなりの「理由がある」わけなので、やはり整理しておくと良いです。
引っ越しや受験が理由であれば、これは堂々と言えるので問題ないでしょう。
実際に塾に通うのであれば、週4等で授業があるので、完全に正当な理由です。
ちょっと難しいのが、
- 練習についていけない
- 本人がレッスンに通うのが嫌がっている
- 金銭的につらい
- コーチが嫌い
という理由です。
本当のことは言い出しにくいものです。
これが言いにくくて、ずっと辞められない人もいるくらいですからね。
その場合は、
- 他の習い事をしてみたい
- 学校の成績が落ちてきた為、自学習の時間を確保させたい
- 体調が優れないことが多くなってきた
などの理由を自分の子供に近い所から考えましょう。
まとめ:良好な関係で辞めよう!
それでは今日のまとめ!
- 辞める時は、「大会が始まる前」「終わった直後」の切れ目を狙う
- 辞めるなら1か月くらい前には言う
- 親も同伴して直接言う
- 辞める理由は準備しておく
「辞めたいのに辞めれない」これが一番最悪です。
辞めたいと思ったら、辞めるのが良いと思います。
頑張って!