こんにちは。
うちの子は現在小学5年生。
新体操の選手コースに入っているのですが、夏場の練習は熱中症が心配です。
理由はその練習時間の長さです。
選手コースになってからというもの、練習時間はグっと増え、長いときには朝の9時から夜の9時まで12時間の時もありました。
ニュースでも連日に渡り最高気温を記録しており、
心配する反面、
熱中症が危険なのはわかっているが、どうしたらよいか分からない
という状態でした。
結論から言うと、やはり水分補給が最重要です。
ですが、その他のコスパ抜群の熱中症対策があります。
厳選に厳選を重ねて、今回は新体操ならではの特性に合わせた熱中症対策5つ紹介したいと思います。
なぜ新体操でも熱中症対策が必要なのか?
本当に危険な話ですが、
新体操=熱中症にならない
と思っている人が多いです。
実は、夏の体育館内の気温は屋外より高くなるんです。
環境省の「熱中症予防情報サイト」にも、その事がはっきりと書いています。
暑さ指数をこの体育館内と通常の暑さ指数で比較すると、午後1時頃から体育館内の方が高くなり、午後5~6時頃にその差が最大となりました。
また、日没後も午後10時頃まで体育館内の暑さ指数が高くなりました。この体育館では時々換気を行っていますが、体育館内では通常は風がないこと、建物が鉄骨や金属屋根などで造られていて熱をためやすい構造にあることから、その利用にあたっては、夕方であっても、十分な換気を行うこと、可能であれば冷房や扇風機を使い、体育館内を冷やすことが重要です。
その為、新体操の熱中症対策は夏場練習の必須事項と考えます。
一度、熱中症を発症してしまうと、数日に渡って身体的影響が出てしまい、
「団体レギュラーを外されてしまった」
などの体験談も寄せられています。
新体操におすすめの熱中症対策 5選
それでは具体的な新体操におすすめの熱中症対策を5つ紹介したいと思います。
どれをとっても、長く使えるし金額も高くない、厳選した新体操向けの熱中症対策アイテムです。
うちの子は、紹介している下記アイテムを実際に使用しております。
幸運にも熱中症に一度もなっておりません。
その1:大きめの水筒
うちの小5の娘は、水分を余り取らない子なのですが、夏での練習の場合は、さすがに飲む量が増えます。
元々は小さめの水筒を持ち歩いていたのですが、今回は1リットルサイズの水筒を購入しました。
余り大きすぎても、夏以外は不要ですし、リュックの中がかさばるので1リットルくらいが限界かと思います。
不足分は、この後に紹介する、予備のスポーツ飲料でフォローします。
おすすめの水筒は断然サーモスですね。
象印などいろいろ試しましたが、サーモスは専用メーカーだけあって、デザインや飲み口も工夫されているいし、保冷の持続時間も長いので一択です。
その2:予備のスポーツ飲料(冷凍)
真夏の練習の時、1リットルサイズの水筒では足りないことがありました。
日頃は本当に水分を取らない娘なので、やはり夏の新体操の練習は過酷なのだと思いました。
それ以来、水筒とは別で、500mlのスポーツ飲料を凍らせた2本を持たせています。
全然水分を飲まない子だったので、予備のスポーツドリンクも飲み干してしまうので驚いています。
500mlのスポーツドリンクはまとめ買いだと値段がグッと下がるのでおすすめです。
アクエリアスもポカリスエットも熱中症対策には大差はないと内科医が言っていたので、我が家では安い方のアクエリアスを採用しています笑
その3:氷嚢(ひょうのう)
氷嚢(ひょうのう)は、首や脇の冷やすことで、効果的に体温を下げることができるので、毎回持たせています。
練習の休憩時間に、首筋を冷やして熱中症を予防しています。
あとは、練習中に不意に打撲や捻挫をした際にも、患部にあててアイシングにも使えますから、救急的な使い方もできるのもメリットです。
氷嚢は溶けないよう、先ほど紹介した予備の冷凍ドリンクや保冷剤と一緒に保冷バッグに入れておけば練習終了後まで持ちます。
100円ショップで買った氷嚢は、全然氷の持ちが悪くて、結局メーカー品を買いなおしました。
その他にも、結露(袋の外側にかく水汗)もしないのでビショビショにならないので、やっぱり安物とは違いました。
最初からメーカー品の買っておけば良かったです。
意外と街中では売り切れだったり置いてなかったりするので、通販をおすすめします。
その4:着替え
新体操の練習着は通気性・速乾性のあるものを強くおすすめします。
理由は、かいた汗がすぐに蒸発しないと体から熱を奪ってしまうからです。(気化熱)
新体操を綿のTシャツで練習するのはおすすめできません!
うちの娘の練習着は、すべてササキやチャコットですね。
素材がポリエステルなので通気性と速乾性に優れているし、デザインも新体操の動きを考慮して作られているのでやはり動きやすいです。
以前はわざわざ原宿(ササキ)や新宿(チャコット)まで買いに行っていましたが、駐車場代や電車賃がかかるので最近はもっぱら通販ですね。
その5:ゼリー飲料
夏は体力の消耗が激しいので、手軽にエネルギーが取れるゼリー飲料がおすすめです。
うちの娘は味に飽きやすいので、数種類に分けて購入しています。
長時間練習の時は、ゼリー飲料を凍らせて持っていきます。
まとめ:新体操は熱中症対策必須である
それでは今日のまとめ!
- 真夏は十分な水分を持たせる(大きめ水筒+冷凍ドリンク)
- 氷嚢は熱中症対策だけでなく、打撲や捻挫のアイシングにも有効
- トレーニングウェアは綿100%はやめて、通気性・速乾性に優れたものを選択する
ニュースに出ないだけで、他のクラブでも新体操の熱中症は普通にあります。
なかには熱中症で点滴を受けて数日に渡り治療を受けた子もいます。
少しお金はかかりますが、熱中症対策は必ずしてあげましょう。
ちなみに、熱中症対策なども荷物も増えて、リュックも買いなおしました。
新体操におすすめリュックも下記記事で紹介しています。
ちょっとリュックが小さくなってきたかなーという人は是非参考にしてみてください。