こんにちは。
息子の卒園式でスケッチブックリレーのムービーを上映しました。
アホみたいに評判が良かったのですが、これも一重に保護者の方々が一所懸命に協力してくれたからだと思います。
でも、見知らぬ親御さん達に動画を依頼するのは非常に難しかった(汗)
これからスケッチブックリレーをやろうとしている人も凄く不安なのではないでしょうか?
でも大丈夫。
しっかりとコツを伝えてあげれば、かなり統一性のとれた動画を撮ってくれます。
是非、本記事を参考にしてみてください。
スケッチブックリレー動画を撮ってもらうのが難しい3つの理由とは?
まず、スケッチブックリレーの動画を依頼するのはなぜ難しいのか?について。
私なりに考える3つの理由を書きたいと思います。
第一の理由:卒園式という特殊な舞台であること
第一の理由は、舞台が卒園式というところ。
親の職業も分からないし、親のキャラクターもよくわからない中でお願いしなくてはならないからです。
私は父親なのですが、送迎時に少し顔を合わせた程度だったり、親の顔も全然わかりません。
そのような中で、動画の撮り方やコツを確実に伝えることは至難の業でした。
第二の理由:各自のスマホで撮ってもらうこと
第二の理由は、各自のスマホで撮ってもらうことです。
メーカーも機種もバラバラなので画質が非常に心配でした。
家にあるハンディカムムービーをスケッチブックリレーと一緒に渡して撮ってもらおうとも思ったのですが、時間もかかってしまうし撮り直しなども考えると現実的ではありませんでした。
なので、やはり各自のスマホで撮ってもらうのが一番良いと思います。
第三の理由:動画の収集方法が決まらないこと
第三の理由は、動画の収集方法です。
私の子供の卒園者数は、24名でした。
そのため、24家族から効率的に動画を集める必要があります。
例えば、USBメモリーに入れて渡す方法。
でも、お母さん達のスキルが分からないので、スマホからUSBメモリに移せる保証がない。
LINEで動画を送ってもらうと画質が劣化してしまうので絶対避けたい。
どうやって集めればよいのか非常に悩みました。
結局、たどり着いたのは「ガチガチに依頼内容を資料にまとめる」ことだった
Web会議で伝えることも検討したのですが、数人のお母さんがWeb会議が無理とのことでした。
んで、結局いきついたのは資料に依頼内容をまとめることです。
では、どういったことを資料に盛り込んだのでしょうか?
ひとつずつみていきましょう!
1.スケッチブックリレーの基本の流れ
まずは、大前提として、スケッチブックリレーの基本的な流れを共有しなくてはなりません。
私の時は、下記を基本的な流れとして、資料を記載しました。
前の子のメッセージを表示したまま受け取る
↓
めくって自分のメッセージを表示+カメラに手を振る
↓
次へ渡す(カメラの画角からスケッチブックが消える)
2.順番や渡し方をガチガチに決めて記載する
私の時は、動画撮影期間の短縮を図る為に、24家族を4グループに分けて、並行して進めました。
その時の順番と渡し方を徹底的に記載しました。
イメージとしては下記のような感じです。
1.グループA
1)Sじろう 表紙カメラ接近から引き → 手振り → 右へ
2)Hたろう 左から → 手振り → 上へ
3)M実 下から → 手振り → 下へ
4)T男 上から → 手振り → 右へ(投げ)
2.グループB
1)A子 左から → 手振り → 右へ
2)C太 左から → 手振り → 上へ
(~ 省略 ~)
上記のように、24名分の順番と渡し方をひたすらExcelに書いてきました。
すべて個人名を名指して指定することで、明確に渡し方を記載します。
グループ内のメンバーは近所内で固めるとスケッチブックの物理的な手渡しが近場で済むので、さらなる効率向上を図ることができます。
おすすめ。
グループ間のリレーを編集上で成立させる為に、各グループの最初の人や最後の人には、スケッチブックをたたんで渡してもらうことにしました。
録画開始前のポイント
次に記載したのは録画開始前のポイントです。
- 資料で指示している渡し方の「左右」は、演者視点ではなく撮影者視点での左・右であること
- カメラの構図は「横撮り」で撮影すること
- 休みと天気があえば、外での撮影をご検討いただく。(単純に外は映えるから。プラスして、スケッチブックリレー特有の場面の移り変わりが強調できる為)
- めくるときにモタつく場合は、クリップや洗濯バサミを挟んで目印をつけること
録画開始時のポイント
- 録画開始ボタンを押したら、3秒待ってから動き出すこと(←動画の余白。編集がしやすい)
- 受け取り、渡し時は、スケッチブックが画面外になるようにしっかりフレームアウトさせる
- 親によるキュー、手振り、カットの声は、出してしまって構わないこと(編集側で音声を無効化する為)
動画提出の期限
動画提出の期限をしっかりともうけます。
1家族3日~4日の撮影期間を設けて、全体で3週間弱の期限をもうけました。
スケッチブックの物理的な受け渡し方法
あと説明しておきたいのが、スケッチブックの物理的な受け渡し方法です。
寄せ書きなどでしたら、保育園の下駄箱やタオル掛けなどを利用して、うまく回すことができるのですが、今回はスケッチブックなのでサイズが大きいです。
保育園経由で渡したら、確実に先生方にバレます。
で、考えた結果、今回はLINEで個別連絡を取ってもらい、直接受け渡ししてもらうことにしました。
なお、受け渡しの際には、
直接動画を両者間で確認し認識合わせを行ってもらう(超重要)
よう依頼しています。
理由は、投げない構図を投げてしまっていた場合など、想定と異なっていても渡される側で吸収すれば問題ないからです。
【別紙】ギガファイル便の手順書
懸案だった、動画の収集は、「GigaFile便(ギガファイル便)」を使って収集することにしました。
ギガファイル便はスマートフォンからも使えるので、スケッチブックリレーの動画を撮影したらそのままギガファイル便から送れるのが本当に便利です。
もちろん無料です。
ITやスマホに疎い方々でしたが、手順書をしっかり作成しておけばすんなり送ってくれました。
まとめ:依頼内容はとにかく具体的に
それでは今日のまとめ!
- 動画撮影の正しく依頼するならガチガチに資料を作成するとうまくいく
- スケッチブックは直接手渡しだと保育園にバレない
- 手渡し時は、次の人に動画を直接見せるのが認識のミスが防ぐことができる
- データの授受はギガファイル便がおすすめ
資料をしっかり作ると、自分の曖昧な点なども整理できるのでおすすめです。
できあがった資料は、奥様方の卒園LINEグループで展開してもらえばOKです。
ちなみに、スケッチブックリレーにおすすめの動画編集ソフトは下記の記事で紹介しています。
安くて機能は充分!コスパ抜群です。