「新車に雪が積もってしまった!何から始めれば良いの?」
「車を雪かきしたら傷つきそう!」
そのお悩み分かります。
今日は新車に積もった雪を効率的に雪かきする時のポイントや流れ、コツを紹介したいと思います。
本当は雪が積もり始める前に洗車をして、あらかじめ砂やほこりなどを流しておくと傷防止に良いのですが、現実的にはなかなかそこまでできない。
それに駐車場に水道がある人ばかりじゃないだろうし。
ということで、今回の雪かきのコツは、
雪かきで車に傷はつけたくないけど、そんなに手間はかけてられない
という現実路線での切り口で記事を書いてみたいと思います。
準備するものは「水切りワイパー」と「踏み台」だけ
いきなり暖房でボディを温めると、重い雪がボディをすべっていき小傷の原因となります。
なので、まずは大まかに雪を落とすところから始めます。
ちなみにおすすめの道具は、なんと年末年始の窓掃除に使用する
水切りワイパー(窓用)
です。
水切りワイパーを使うことで、
- 広範囲の雪を滑らかに落とせる
- 手が冷たくない
という効果を享受できるのです。
僕は持ち柄が短いやつの方が、コントロールがしやすいのでおすすめです。
2個セットでも1000円以下でさくっと買えちゃいます。
あと、もう一つ必要なのは、
踏み台
ですね。
ルーフの雪かきの時に手が届かないので必要です。
僕は、洗車時にも大活躍している「かしこいバケツ」を使っています。
こいつは作りが頑丈で踏み台にもなる優れものです。
もしお持ちでなければぜひご検討を。
雪が積もる前の最低限の準備|ワイパー立て。
そもそも最低限の準備として、雪の予報だったり雪が降り始めたらワイパーくらいは立てるようにしましょう!
ワイパーを立てることで、ワイパーゴムの劣化や、フロントガラスへの張り付きを防止します。
3ステップで完了|手間をかけずに雪かき・雪おろし
それでは、雪が積もった場合の対応方法です。
理解しやすいよう3ステップに分けて説明します。
■STEP1.雪を大まかに落とす
まず最初に車から雪を大まかに落としていきましょう!
ここで登場!水切りワイパーです。
でも、傷付く恐れがあるので水切りワイパーはボディに直接当たらないようにします。
その他、フロントガラスも含めて、全体的に雪を落としていきます。
■STEP2.雪を解かす(融雪)
次に雪を解かしていきます。
車のエンジンをかけて、温泉みたいなマークのスイッチと暖房をONにし風量と温度設定をMAXにします。
温泉みたいなマークのスイッチはデフロスターといって、除湿された温度の高い空気をフロントウインドウに集中送風してくれます。
これにより、水切りワイパーでは取り切れなかったフロントガラスの雪や氷を解かしていくわけです。
するとみるみるうちに雪が解けていきます。
ここまでくれば、あとはフロントガラスを綺麗なタオルで軽く拭き取ったり、ウォッシャー&ワイパーで十分綺麗になります。
■STEP3.最終チェック
今回は、車を傷つけずに雪かき・雪おろしを行い、とりあえず出かけられる状況にすることを目的としています。
STEP1とSTEP2である程度出かけられる状態になっていると思いますが、僕は下記2点について最終チェックを行います。
【チェック1】ルーフの雪はある程度落ちてるか?
ある程度雪が落ちてないと、停車したときにフロントガラスに雪がどさっと落ちてきますよ!
再度見直して、厚みのある雪は掻いておきましょう。
【チェック2】ウインカーやライトまわりの雪が落ちているか?
特にウインカーまわりの雪を落とすの忘れてしまっている人がいるので注意です。
周囲のドライバーへの配慮と自分の身を守るために、ウインカーまわりの雪も忘れずに落とそう!
くれぐれも熱湯はかけちゃダメ!
今思えば、なぜあんなことを!!
フロントガラスに氷がはってしまった時に、田舎のおふくろがよくやってたんですけど、ポットのお湯をフロントガラスにそのままかけてたんです。
熱湯ですよ、熱湯。
小学生の頃だったので特に気にしませんでしたが、今考えるとこれは絶対NGです。
冷たいガラスに急激に熱いものをかけてしまうと、最悪フロントガラスが割れる可能性もあります。
熱湯なのでワイパーのゴムにもよくないですし。
なのでくれぐれも熱湯をかけるのはやめましょう。
対応策としては、解氷スプレーがおすすめです。
フロントガラスが凍結レベルまで達していると、デフロスターでも時間がかかってしまいますから。
解氷スプレーのベストセラー製品はこちらです。
とにかく安いのでお試しに購入しても良いと思います。
口コミも相変わらず良いですね。
まとめ:大まかに雪を落とすことで雪が解けやすい
それでは今日のまとめ!
- 雪かきには水切りワイパーがおすすめ
- デフロスターやエアコンで雪を解かす
- フロントガラスが凍ってしまった時は熱湯より解氷スプレー
あと、大切なことは冒頭でも書いたとおり、雪が降り始めたらワイパーを立てておくことです。
雪かきをする目的は、見ため的な改善もありますが、実は安全対策でもあるのです。
ぜひ、参考にしてみてください!