この記事を読めば、
「見積もりはどう進めれば良いか?また、板金の費用感」
を知ることができます。
左側面のこすり傷の状況について
写真を見てもらった方が早いので掲載します。
傷は左側面の黒ボディ部分に、6か所くらいの擦り傷。
そして、下部のサイドシル(樹脂部品)にも、擦り傷が見られます。
なぜ擦ってしまったのか?
あまり、思い出したくもないのですが、娘が発進直前にドアを開けてしまって、壁の柱に擦ってしまった流れです。
非常に気分が落ち込みましたが、娘に怪我がなくてよかったです。
意外とみんな擦り傷作ってるよ
こういう時は、まずは情報収集から開始!
早速、Twitterでつぶやいたところ、フォロワーさんからは、続々と経験談がありました。
ディーラーで直した人、板金屋で直した人、非常に参考になります。
僕も前にぶつけた時にディーラーに行ったんですけど、ディーラーでは基本的に板金修理してないみたいです…
板金塗装屋さんでもちゃんと調べて評価のいい所であれば5万くらいで分からないくらいに直りますよ!
(去年ぶつけた時の写真です) pic.twitter.com/Tgkd9sBxmd— 虎っち (@tiger314_Z800) March 29, 2022
返事遅くなりました、
またフォローありがとうございます。交換したパーツ名称を確認したら、
「サイドクラッディング」
と言われる部品でした。
リアドア下部の樹脂パーツのことです。ディーラーで、そのパーツと工賃込みで訳16,000円ほどでしたよ。
— 写人22 (@leicamera22) April 2, 2022
かなりショックです
私も前のフォレスターの時、ショッピング後に駐車場に戻ったら大きな傷がついていました。
ドアの外側を交換しましたら、約20万円だったと思います
— かぶとむし (@tUZXxBTCtmoQsSU) March 29, 2022
ショック
交換だと20万くらいいきますよねフォレじゃないですがドアパンチされてDで交換20万くらいと言われた過去があります
フォレはバンパー擦って板金で塗装してもらって3万円でした
早く綺麗になるといいですね
— Nocoko³₃FORESTER!!♡ (@NocokoFORESTER) March 30, 2022
見積もり先は「ディーラー」「複数の板金屋」で盤石の体制を
それでは、さっそくに見積もりを開始しました。
依頼した先は、下記の4店舗です。
- ①ディーラー
- ②地元の板金屋A
- ③地元の板金屋B
- ④ネットで有名な激安板金屋
それでは1つずつ見ていきましょう!
①ディーラー:信用度抜群だが高い!高すぎる!
まずは、最初はディーラーに見積もりをお願いしました。
ドア傷の対応方法は、ドア交換となるそうです。
「あんな傷でドア交換かよ」と正直思いました。
樹脂パーツのサイドシルも交換です。
樹脂パーツは修理のしようがないので、これは仕方がないですね。
ちなみに、ドア交換について。
まず前提としてディーラーでは板金塗装は実施しせず、外注します。
で、交換するドアは、あらかじめ塗装されたドアがメーカーから送られてくると思ってしまいますが違います。
メーカーから送らてくるのは無地塗装のドアです。
その無地塗装のドアに対し、板金屋さんが塗装して使うわけです。
で、カラーコードそのままで塗っても、そこのドアだけ色味が違ってしまう為、前後にボカシ塗装が必要となります。
結局のところ、今回の場合は、前後もぼかし処理を入れる為に、塗装は3パネルに及びます。
で、肝心の費用は、なんとなんとの28万円でした!
それだけではない、ディーラーの場合は見えないコストがかかります。
代車がない
代車は貸し出し不可でした。
実費にはなるがレンタカーの手配は可能とのことでした。
売却時の査定が下がる
ドア交換のみを行うのなら修復歴車にはなりません。
その為、大幅な査定金額の減額にはならないものの、残念ながら下がることは下がります。
今回の場合は、査定金額については数万円の減額が予想されるとのことでした。
保険料が上がってしまう
僕は車両保険に入っているので、車両保険を使って28万円を支払うことは可能です。
しかし、車両保険を使うと等級が下がってしまうので、試算してもらったところ、3年間で7~8万円上がってしまうことが分かりました。
そして、僕の場合、車両保険を使っても10万円は自腹になります(免責:10万円)
車両保険を使うか自腹で直すか?
上記より、免責:10万円+保険料上昇:8万円+売却時の査定減額:3万円くらいを鑑みると、21万円以下で板金屋で治るようであれば、板金屋にお願いしようと思います。
②地元の板金屋A:かなり現実的な提案
次は地元の板金屋Aへ。
こちらは取引したことはないのですが、知人のおすすめで行ってみました。
メールの時から丁寧な対応で好感が持てます。
実際に傷の状態を見てもらったところ、ドア傷は板金塗装で充分対応可能とのことでした。
ただし、こちらの板金屋さんも、後方のクォーターパネルにもぼかし処理を入れる為に、塗装は2パネル必要とのことでした。
樹脂パーツであるサイドシルは交換とのことでした。
費用は143,000円でした。
ドア交換がない分、ぐっと費用を抑えることができました。
強調なさっていたのが、クオーターパネルも再塗装が必要になってしまう点でした。
クオーターパネルもボカしを入れないと、ドアだけ色味が浮いてしまうので、クオーターパネルも是非実施させて欲しいとのことでした。
何より接客が素晴らしく、1時間くらい色々とお話してくれたのが印象的です。
僕のフォレスターはコーティング車なので、今回施工の2パネル分が作業によりコーティングが落ちてしまうので、2パネル分のコーティングも無料でお付けしてくれるという心意気がありがたかったです。
ちなみに、代車もついてます。
③地元の板金屋B:技術の自信の表れか?素晴らしい提案!
次に来訪したのが、フォレスターの新車時のコーティングでもお世話になっている板金屋Bです。
はい、こちらのブログの読者ならご存じと思いますが、ガレージローライドさんです。
近辺ではかなり有名店です。
新車時のコーティングの記事はこちらです。
西田社長自らが見積もりの対応をしてくれました。
やはり、傷の対応は板金塗装で充分対応可能とのことでした。
そして、樹脂パーツであるサイドシルは交換とのことでした。
ここまでは、他のショップと大差なし。
違いはここから。
ガレージローライドさんの場合は、傷があったリアドアだけの塗装だけで、充分クオーターパネルにも違和感なく繋げることができるとのことです。
傷の場所が思ったより中心に近い為、うまくボカせるとのことでした。
社長の様子からすると、「クオーターパネルも必要かなー。んーどうしよう」なんていう迷いの言葉は一切なし。
これには、驚き。
安心してお任せできそうです。
費用は、一気に圧縮され\87,000でした。
もちろん、代車をお借りできます。
④ネットで有名な激安板金屋:怖くて依頼できず。。。
並行して進めていた、ネットで有名な激安板金屋から見積もりの回答がきました。
こちらは写真を提供しただけで、ズバリの値段を言ってくれます。
結論から言うと、46,200円でした。
樹脂パーツである、サイドシルも修理可能とのことでした。
値段だけ見ればココが最安ですが、樹脂パーツのサイドシルなんてどうやって直すのさ。。。
おそらく、塗装も部分塗装であり、違和感アリアリの仕上がりで返ってきそうな気がするので、やめることにしました。
僕のフォレスターは「黒」で濃色の最高峰なので、仕上がりの違和感も出やすいんです。
やはり、ちゃんとした板金屋さんに依頼したいですね。
板金修理の工期はどれくらいかかるのか?
傷の修理の工期はどれくらいか気になりますよね。
まず、ディーラーについては、2週間程度かかるとのことです。
ドア交換が必要になるので、やはりこれくらいはかかるのでしょうね。
板金屋Aは、7日~10日程度欲しいとのことでした。
傷のあるドアだけでなく、クオーターパネルも塗装しなくてはならないし、無料でお付けしたコーティングも実施する為、ひょっとしたら10日くらいかかってしまうかもとのことでした。
板金屋Bのガレージローライドさんは、7日前後とのことでした。
まとめ:ガレージローライドさんへ依頼
それでは、まとめです。
結論から言うと、ガレージローライドさん(板金屋B)に依頼することにしました。
ガレージローライドさんは、新工場を立ち上げ最新鋭の塗装ブースを構えていたので、以前から気になっていました。
そして、確かウレタン塗料ではなく水性塗料を使用しているんですよね。
世間ではまだまだウレタン塗料のほうが多いようですが、やはり水性塗料の方が何かと仕上がりや良くトラブルも少ないらしいです。
このあたりは、あまり語れません。
一般的にこういった最新鋭の設備を取り入れているショップは、リース料や材料費は、作業費用として僕たちに跳ね返ってくる為、高くなりがちなんです。
ですが、相見積もりの結果からは、設備も良く費用も安いガレージローライドさんに依頼しない理由はありませんでした。
結果的にガレージローライドさんの宣伝みたいになってしまいましたが、当ブログはそういったステマや企業案件は一切ありません。
ただただ仕上がりが楽しみです♪
追記:
無事戻ってきました。
いやー、綺麗に治っています。
どの角度から見ても違和感なし!
最高です。
<修理した後>
サイドシルも治っています。(新品への交換対応)
<修理する前>